私の友達はクリスマスが嫌い
真っ白な雪が嫌い
北の地に住んでいるけれど
雨の降らない季節になって
目の前の純白の世界を
どう見ているのだろう
クリスマスは特別な日
だった
喜びでいっぱいの日
だった
本当の理由は知らないけれど
あなたにとって
幸福と喜びと感謝が詰まった
クリスマスの日が
打ちのめされるような
苦しくて辛くて悲しい思いをする日だと
いうことだけは知っている
溶けた雪で文字が滲んでいた
もう亡い人からの手紙
危うく自分の手に渡る前に
そっと処分をされるところだった
それは優しさから
そうされそうになっていた
誕生日が
嫌いなのは
辛いよね
私の町のイルミネーションは凄い
どっかのアミューズメントのように凄い
だから無邪気に綺麗だと思うけれど
私も
クリスマスに
素直に誕生日おめでとうと言えない
雪の白さが死人の肌のようだと
どこまでも積まれる重い責め苦
聞くのは平気 大丈夫
沈黙の向こう側の声に
耳を澄ませている
イルミネーションが撤去されて
早く新年が来てほしい
私も ほんの少しだけ
今はクリスマスの幸福感が 苦手
20071223作成。