命
愛
恋
涙
道
友
己
生きていくなかで
二番目にしていいものを選ぼうとして
失敗したんだ
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070927作成。同日2校。
ひだまりで黄色に輝いた後
そっとそっと落ちた葉
やわらかな地面のあたたかさ
望まないことのやすらぎ
見上げた空にもう押しつぶされはしない
握手をしようよ
何も話さなくていい
ほんの少し触れるだけで
こんなに幸せになれたんだね
いてくれてありがとう
私はあなたの声を知らない
動く姿に触れたこともない
一枚の写真と 文字の数々
それがあなたを知る私の全てだ
私はあなたがどんな文字を書くか知らない
いつも活字で届くから
私はあなたの体温を知らない
無機質の箱の温みに変わるから
私は あなたをどれだけ知っているのだろう
紡がれる言葉は あなたの魂を
映しているのだと信じているから
こんな頼りない関係を続けていられる
希薄な活字の世界に生きるあなた
それはそれでお互いの現実世界に即した
生活を送るうえで重要なことだとは思う
だけど 私は いつか
あなたと本物の手と手で
握手がしたい
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070629作成。
あれからもうどれほど経っただろう
目を瞑れば昨日のよう
スキでスキでスキで
お互いの想いは通じたのに
前に進めなかった
お互いに絡んだ視線が通り過ぎるまで外せなかった
冷かす互いの友の声さえ全く聞えなかった
あんなにスキになった人はあなただけだから
もう一度会いたくて
もう二度と会いたくない
秋の終わりに
紅葉する葉の陰から
ぽとりと種が落ちたのであった
冬の間 彼はじっと寒さを耐え忍び
時が来るのを待っていた
親が 夏に美しい緑をそよがせていたのを
子供は生まれながらにして知っていたから
そんな親樹の姿に憧れていた
小さな一粒の種にとって
冬とは永遠に終わらない季節であるかと
錯覚しそうなほどの時間
生命が途絶えたかのような凍てつき
その地面の中で種は密やかに生き続けた
自然は或る日寄越す
乱暴で暖かい風を
日差しが長くなってきて 土を 種を暖める
今だ
種は大きく深呼吸して 芽吹く
小さな小さな双葉を 日光に晒して
見よ この緑を
俺は生きていた 今生きている
冬に打ち克ち すっくと立った
誰の支えでもない 己の力で
緑の葉を天へ向けて伸ばしていく
山を訪れた人間は
今年もまた むせ返る生命に溢れた
緑と出会う
去年に勝るとも劣らない
新しい緑と
再会を果たす
上記、再会080126、3校
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以下、既掲載していた校正前
【再会】2校
秋の終わりに
紅葉する葉の陰から
ぽとりと種が落ちたのであった
冬の間 彼はじっと寒さを耐え忍び
時が来るのを待っていた
親が 夏に美しい緑をそよがせていたのを
子供は生まれながらにして知っていたから
そんな親樹の姿に憧れていた
小さな一粒の種にとって
冬とは永遠に終わらない季節であるかと
錯覚しそうなほどの時間であった
生命が途絶えたかのような冬
その地面の中で種は密やかに生き続けた
その行いに報いるかのように
自然は或る日春を寄越した
乱暴に暖かい風がそよぎ
日差しが長くなってきて 種を暖めた
今だ
種は大きく深呼吸して 芽吹く
小さな小さな双葉を 日光に晒して
見よ この緑を
俺は生きていた 今生きている
冬に打ち克ち すっくと立った
誰の支えでもない 己の力で
緑の葉を天へ向けて伸ばしていく
山を訪れた人間は
今年もまた むせ返る生命に溢れた
緑と出会う
去年に勝るとも劣らない
新しい緑と
再会を果たす
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2007/06/29初校、2校
あなたに好かれるように
あなたの好きな色を着よう
あなたに好かれるように
あなたの好きなものが好きになりたい
好きになれなかったら
せめて好きなフリでいよう
鈍感なあなたの事だから
気づかないだろうなぁ
そしていつかどうしようもなく私でない私に疲れたら
そっと家を出て
ありのままの私にもどればいい